物事はあらゆる角度から見よう!
l 後期高齢者を差別する日本!
(二) 官民格差と高齢者の資産
俺たちには何の事かサッパリわからねー。やっぱり俺は老いぼれたのだ、と諦めようと思っていた。
しかし、「さんざん働いてきた俺たちを、年を取り働けなくなったなったら、「後期高齢者」と言って差別するなんって、やっぱり癪に障る。
考えると国民の金融資産は千五百兆であり、その四分の三は高齢者の物だ、と聞く。国債、地方債を含め八百六十兆もあり、その返済が大変だ!消費税を増税しないと、どうにもならない、と政治家が騒いでいる。テレビや新聞はどうも、その為にどうしたら国民を納得させるか伺っている感じがする。
これを良く考えると、国民の貯蓄の半分以上を「0」金利の国債、つまり国家がタダで我々の貯蓄を使っている、という事になる。
そこで差別された高齢者が誘い合わせて、その金を持って日本を脱出し、どこか税金の安い国に移住したら面白いのでは? 」と思ったりもしている。
そんな事を色々考えていると色々な事に気がついた。
平成不況で民間会社はリストラや「名ばかり管理職」とされた労働者は、残業手当がカットされるが、お役人様はそんな事は一切関係ない。一旦手にした権利は「雷サン」が落ちても絶対に話さない。だって民間会社は赤字を出せば倒産をする。だが赤字の概念のない役所が潰れる事はあり得ない。
マスコミが「格差!」「格差!」と騒いでいるが最大の格差は「日本の格差社会の正体は官民格差だ!」と気が付いた。
これは大問題である。これを調べるだけで一冊の本のなる。これは次回の新京都文庫の出版のテーマにするので次回は譲るが、さわりの部分を一言いって置きたい。
(これに関する貴重な貴重な資料を出してくれた読者がいる。話題を暫くこれに替え、それを民間と比較、精査してここに発表する。こう御期待!)
一番わかりやすいのが運転手だ。
京都の市バスの運転手の年収が壱千万円を超えるのが珍しくない、と言われている。
大手のバス会社の運転手は六百万円、今話題の規制緩和でできた格安高速バスの運転手は一週間の二日布団に寝るような勤務でも、四百万円も稼げば最高である。市バスの運転手は公務員で、高額の退職金が付く、正確にはわからぬが、月額百万円は最低である。
民間の運送屋なら10トン車に運転者が付き、燃料、修繕費に各種保険を付けても月額百万円でチャーターできる。      続く、       
新京都文庫・豊永高明


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豊永 高明
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